2024.07.02
虫歯菌と歯周病菌について
今年もあっという間に半年が過ぎ夏が近づいて来ました🍦
暑くなってきましたがいかがお過ごしですか?
今回は虫歯菌と歯周菌についてのお話です。
虫歯菌と歯周病菌には菌の性質や起こる場所に違いがあります。
虫歯菌は主に『ミュータンス菌』と糖分で発生すると言われており生まれたばかりの乳児には見られません。
歯周病菌は空気が苦手な『嫌気性菌』が多くプラーク(歯垢)の中のたんぱく質を栄養素として酸素のない歯肉ポケットで生育します。
発生場所として虫歯菌は「歯」に影響を及ぼし歯そのものを溶かしていき進行に比例して痛みを伴います。
歯周病菌は「歯茎や骨」に影響し歯の周りにある歯茎や骨が歯周病菌によって壊され歯茎に炎症や出血、口臭、歯のグラつきなどが見られます。
どちらもプラーク(歯垢)が原因で引き起こされます。
予防するには毎日のブラッシングでプラークを除去すること、定期的なクリーニングが有効です。
虫歯は痛みを生じることが多く気付きやすいですが歯周病は痛みが出るまでには症状が進行していることがあります。
口臭やお口のねばつき、歯茎から出血などは気になったときは一度歯科医院でのチェックをおすすめします。