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お知らせ

2022.07.22

ダラダラ飲食は何故ダメなの?

こんにちは🌻
北海道も気温の高い日が増えてきました🌞短い夏を堪能しています🏕
みなさまはいかがお過ごしですか?

『中性』『酸性』について数字を踏まえてお話します。

歯が溶ける原因にはバイオフィルムの中の細菌が出す酸と飲食物などに含まれる酸があるとお話しましたが、通常お口の中のpHは6.8〜7.0の『中性』に保たれおり飲食をすることによりこのpHが『酸性』に傾きます。飲食中はpHが元に戻ることはありません。
pHが5.5を下回ると脱灰が起こり始めます。
(エナメル質では5.5、象牙質では6.0、乳歯、幼若永久歯では6.0)
このpHを臨界pHと言います。pHが1.0下がると歯は10倍溶けやすくなると言われており、一日の中で臨界pHを下回る時間が長いと歯の脱灰が進み虫歯のリスクが高まります。
飲食後pHは唾液の働きにより30分〜60分かけ『中性』に戻ると言われていますが、この間ダラダラと飲食を続けるとお口の中が中性に戻らず『酸性』の状態が続き虫歯の原因になってしまいます。
唾液の持つ自浄作用により食べ物は洗い流れますが加齢により唾液の分泌が減ったり、また寝ている間は唾液が少なくなり菌が増殖することがあります。

飲食の時間を決めよく噛み唾液の分泌を促し一日一回はしっかりと歯磨きをする事でプラーク(歯垢)を取り除く事が大切になってきます🦷🪥
次回は歯磨きについてお伝えします。

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