子どもが歯医者嫌いにならないための歯科医院選び

皆さんは、子どもの頃、歯医者さんは好きでしたか?
そして今はどうでしょうか。
「小さい頃に苦手だった」という方ほど、大人になっても歯医者さんに苦手意識を持ち続けていることが少なくありません。皆様に初診の際にお話しを伺うと、子供の頃に嫌な記憶があって・・・とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
では、皆さんのお子様はいかがでしょうか。
「兄弟で一緒に通わせたいけれど、小さい子を連れて行くのは大変そう…」
「待ち時間や周りへの迷惑が気になる…」
そんな不安から、歯科受診をためらってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
今回は、小さなお子様を持つ親御さんが感じやすい歯科受診の悩みと、その解決のヒントをまとめました。
1.子連れ受診の難しい点
歯科医院の多くはパーティションで仕切られた診療スペースです。治療台一つあたりのスペースも限られていることが多いです。
そのため、
・子どもが泣いたら迷惑にならないか
・兄弟を連れての受診がしづらい
・自分が治療する際に子供を連れて行ってもいいのか?
・待ち時間が長いと子供がそわそわして落ち着かない
といった不安を感じる方も多いでしょう。
診察までの待ち時間、診療中の待機時間、会計までの時間。
その間、子どもが飽きてしまわないか、走り回らないかと気を配るのは、親御さんにとって大きなストレスです。
筆者自身も育児中ですが、乳児を抱えたままの受診や付き添いは、想像以上に大変です。オムツ替えが必要になることもあり、荷物も自然と多くなります。
こうした理由から歯科医院から足が遠のいてしまい、久しぶりに受診した時には虫歯が進行していた…というケースも少なくありません。
結果として痛みを伴う処置が必要になり、「歯医者=怖い場所」という印象が強く残ってしまうこともあります。
幼少期の歯医者嫌いは、その後の口腔環境や受診習慣に大きな影響を与える可能性があります。
2.親御さんの希望
親御さんの一番の願いは、
「子どもが歯医者嫌いにならないこと」ではないでしょうか。
同時に、ご自身も気兼ねなく通える歯科医院であってほしいと感じていると思います。
多くの保護者の方が歯科医院に求めるポイントは、次のような点です。
・痛みをなるべく伴わないこと
・待ち時間が少ないこと
・子どもが怖がらないよう配慮してくれること
・子連れでも通いやすい環境が整っていること
痛みについてはお口の状態に大きく左右されます。
虫歯が進行してしまうと、どうしても麻酔や注射が必要になるため、定期的な受診と予防がとても大切です。
待ち時間に関しては予約制を採用している歯科医院であれば、比較的スムーズに診療を受けやすくなります。
また、ファミリー向けの歯科医院は小さなお子様の対応に慣れているため、声掛けや診療の進め方も柔軟なことが多いです。
小児歯科専門医院も安心ですが、親御さん自身の治療と同時に通えない場合もあります。
家族全員が同じ歯科医院に通えることは、通院のハードルを下げ、ストレス軽減にもつながります。
そして、今回特にお伝えしたいのが「環境づくり」です。
3.当院の環境づくり
当院では、子ども連れでも安心して通っていただける環境づくりを大切にしています。
駐車場・院内動線

クリニック前には、ベビーカーの出し入れにも余裕のある広い駐車場を7台完備しています。
院内は土足のまま入れるため、ベビーカーでそのまま受付までお入りいただけます。
キッズスペース・待合室
入口すぐにキッズスペースを設置しており、診療や会計の待ち時間にご利用いただけます。
おもちゃやテレビモニターがあり、アニメを見ながら過ごすことも可能です。
待合室にはベンチタイプの椅子もあり、不安なお子様と寄り添ってご家族で座れるよう配慮しています。(写真は設置前の写真です)
トイレ・オムツ替え

トイレは広めに設計し、オムツ交換台も設置しています。
急なオムツ替えにも安心して対応できます。
診療室の工夫

半個室の診療室では、診療台の横に付き添い用の椅子を設置しています。
荷物置きや上着掛けもあり、荷物が多くても安心です。
さらに、完全個室の診療室には診療室内キッズスペースを設けています。
他の診療台よりも広く設計しておりますので、ベビーカーやご家族での入室も可能です。(すでにご利用の方がいらっしゃる場合は別な部屋をご案内させていただきますので、ご希望の際はあらかじめご予約の際にお伝えください)
おもちゃやぬりえで遊びながら待てるため、診療への移行もスムーズです。
「奥のお部屋にもおもちゃがあるよ」と声をかけると、自然に診療室へ入ってくれるお子様も多くいらっしゃいます。
親御さんの治療中もお子様が視界に入ることで、安心して診療を受けていただけます。お母さまの治療の際に赤ちゃんをお連れの方も多くいらっしゃいます。
4.おわりに
「歯医者さんは痛い、怖いところ」
そんなイメージは残念ながら今も根強く残っています。
しかし現在は、
・歯をできるだけ残す
・早期発見・早期治療
・予防を重視する
という考え方が主流になっています。
この予防意識は、小さな頃からの積み重ねが何より大切です。
幼少期から口腔環境を整えることで、大人になってからの歯の健康にも良い影響があるといわれています。
「歯医者さんに行くと、お口がきれいになる」
そんなポジティブな印象を持ってもらえるよう、当院では親御さんとお子様に寄り添った診療を心がけています。
「まだ歯が生え始めたばかりだから…」
「もう少し大きくなってからでいいかな…」
「自分の歯を治したいけど、子供は置いていけないし・・・」
そう思っている方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
ご家族の健やかな未来への第一歩として、お手伝いできれば幸いです。
