2022.04.27
子供のお口の中について⑩
桜も開花しようやく北海道にも春が来ましたね🌸
あと少しでGWも始まります♫
長い方で今年は10連休の方もいらっしゃるとか!?
皆さんそれぞれの楽しみ方でリフレッシュして下さいね🌈✨
今回も引き続き『子供のお口の中について』お話します。
1〜2歳になると食べ物の幅が広がり、以前より食べれる物が増えてきます。
軟食が最近増えてきていますが、食べやすい食事は歯並びにはよくありません。
野菜や果物は少し大きめに切って、前歯を使ってかじれるようにすると良いでしょう。
また、授乳姿勢やうつ伏せ寝などにも注意が必要です。
寝る姿勢としては仰向け大の字理想的ですが、横向き寝が増えると下顎の偏位や叢生(歯並びガタガタ)に繋がります。
乳幼児突然死症候群のリスクが高まることも指摘されています。
食事姿勢も大切でしっかりと足をついて食事をしましょう。
食事時はテレビを消していますか?
テレビを見ながら食事をしていると顔がいつも横向きになり左右バランスよく噛むことが難しくなります。
先程もお話しましたが、食材も出来るだけ大きく調理し、前歯を使ってかじりとることが大切です。
自分で飲み込める一口量を学習する意味合いもありますし、前歯で食べ物をかじりとることで口唇閉鎖や前歯部歯槽骨への成長刺激にもなります。
このステップがないまま成長すると、前歯部の成長が不十分になると考えいます。
手づかみ食べや、前歯でのかじりとりで手と口の協調運動を覚えてもらい、そして味覚を育てましょう。