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コラム

2022.10.28

皆さんこんにちわ♫

今回も引き続き酸についてお話していきたいと思います。

飲食物に含まれる酸が酸蝕症を生じることはよく知られるようになってきましたが、虫歯の発生にも深く関係しています。それは、摂取した酸が虫歯を引き起こす細菌の種類に変化をもたらすからです。

酸によるプラーク中の細菌の変化を調べた研究があります。被験者はプラークをためた状態で、pH3.9のリン酸溶液で昼食後と就寝前に1分間の洗口をし続け、2週間後にプラークを採取して虫歯菌の割合を調べました。

すると、プラーク中の虫歯菌の割合は、2週間で7倍にまで増加していました‼️酸性の飲食物を摂り続けると、酸性の環境でも活動できる虫歯菌が多く生き残り細菌の種類の変化が起こります。

そのため、酸と糖の両方が含まれた飲食物を摂り続けると、口腔内が虫歯になりやすい環境に変化してしまうことが考えられます。

もし酸性の飲食物を摂取する場合は、全く摂らなくなることも難しいので、摂取頻度など工夫されると良いのではないでしょうか😊

 

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