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コラム

2022.07.15

生えたばかりの歯は要注意!

皆さん こんにちは😃
北海道も暑い日が続いていますね。

前回に引き続き、虫歯についてお話ししていきます。

『生えたばかりの子供の歯』や『生えたばかりの大人の歯』、歯周病などで歯茎が下がり根っこ部分があらわれてしまうと虫歯ができやすいと言われています。
それはなぜか?というと、歯の主成分のハイドロキシアパタイトに不純物が多く含まれていて、脱灰しやすい状態だからです。(脱灰とは歯の表面からカルシウムやリン酸などのミネラルが溶け出す事)

歯は脱灰と再石灰化(唾液によって酸が中和され、溶け出したカルシウムやリン酸が歯の表面に戻る事)を繰り返して不純物が取り除かれたり、フッ化物を取り込んだりして、酸への抵抗性が増します。歯は成熟すると虫歯のリスクが低くなります。
歯の生え始めから3年間は特に注意しましょう!

また根っこ部分は象牙質と呼ばれ、歯の表面のエナメル質よりも多く不純物を含んでいて、結晶も小さく酸の影響を受けやすいと言われています。

虫歯のリスクを下げるためにも、毛先の小さい歯ブラシを使ったり、歯と歯の間はデンタルフロスを使用して、バイオフィルムを取り除きましょう!

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