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コラム

2022.03.12

子どものお口の中について③

皆さん、こんにちは😃

雪解けも進み、少し春の気配が感じられるようになりましたね!

 

前回に続き、子どものお口の中についてお話しします。

柔らかく食べやすいものを好んで食べると噛む回数が減ってしまいます。

噛む回数が減ると唾液も減少します。

唾液が減ると何が良くないのでしょうか?

唾液には、実は素晴らしい働きがあるのです!

粘膜保護や自浄作用、水分平衡、潤滑、抗菌、消化、組織修復、再石灰化、発癌予防、緩衝作用(食後や虫歯菌が出す酸によって酸性に傾いた口腔内に、唾液中の成分が働いて食後30~40分前後で食前の状態に戻し、虫歯になることを防いでいます。 酸性に傾いたお口の中を中性に回復させる機能の事)などがそうです。

特に噛む事で出る刺激唾液には緩衝作用が強いと言われています!

唾液は、皆さんのお口や身体を守るためになくてはならないものです。

よく噛んで食事を摂るようにしましょう!

また、噛む回数が減ると舌の運動量も減ってしまいます。

寝ている時に舌が下がる事で子どもの睡眠時無呼吸症候群も問題になっています。

柔らかい食べ物、砂糖や塩、油の多い食べ物などは子どもの健康を害していて、これが歯並びや噛み合わせの問題だと思います。

 

次に続きます。

 

 

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